2019年07月19日

三者三様の、コーヒーメジャースプーン

浜松ではここ数年、コーヒー専門店や焙煎屋さんが急に増えました。
それだけコーヒー好きが多いって事?

コーヒーに限らず、お茶の時間って
単に味覚を満たすものだけではない気がします。
生活の中の句読点といいますか・・・。
気分を落ち着ける、豊かにする時間だと思うのです。

だからこそ、お気に入りの道具や器も大切な要素。

例えば、銅や真鍮のメジャースプーン
プラスチックではなく
経年変化が楽しめる金属。

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↑ご存知、小野銅工店さんの銅のスプーン。お人柄が出ている、素朴なデザイン。


つくり手が鍛金の技術で、ひとつひとつ叩いた槌目。
小さな中にもそれぞれの工夫と、美しさがあります。
使っていくうちに、コーヒーの油分と手の脂によって
何ともいえない渋い艶が生まれます。

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MAKIBITOさんの真鍮のオシャレなスプーン。ドリップスタンドもあります。


買った時が一番美しいプラスチックと
使っていくとどんどん“育つ”銅や真鍮。

ワタクシ的には断然、後者をおすすめします。
お茶の時間の度に、その育ち具合も愉しめるから。

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Kanadeさんの銅のスプーン。少し大ぶりで小さな鍋のよう。


さて、週末28日(日)
ワークショップ「銅を叩いて作るアイスクリームスプーン」。
何と珍しい事にまだ席に余裕がありますよ。

スプーン作りは鍛金の基本。
どなたでも気軽にご参加いただけます。
小学3年生以上のお子様もどうぞ。
早々に夏休みの自由課題を片付けちゃいましょう!

また講師のKanadeさんは、伝統工芸を学んできた作家。
機械がない400年も前からの鍛金の手法で
銅鍋やフライパンを制作しています。

ワークショップに参加しながら
日本の伝統技術に触れるチャンス!
お早めにお申し込みくださいね。


【7月のお休み】
 毎週金曜日

【8月のお休み】
 毎週金曜日+1日(木)
posted by Kayoko at 15:48| Comment(0) | モノ語り
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