2019年01月15日

これぞ日本の職人技!

昨年末、コインケースと共に写真だけお見せしましたが
ご覧になった方は「なんだろ、これ?」と思われたでしょう。

DSCF7645 (640x467).jpg

この正体は・・・茶筒なんです!

つくり手は1908年(明治41年)創業の我戸幹男商店さん。
伝統ある山中漆器の高い技術を活かし
長く愛される漆器を作り続けています。

日本の伝統的な「和」の美意識をベースに
シンプルで普遍的な美しさと
高い精度による実用性を追求しながら
新しいチャレンジも怠りません。

そんなつくり手を紹介するのにふさわしい、
モダンな茶筒。

DSCF6035 (640x479).jpg

手にしっくりとなじみながら
存在感のあるモダンなフォルム。

ロクロで彫られた溝は「千筋」といって、開ける時に滑りにくく
デザイン的にも陰影がアクセントになっています。

DSCF6040 (640x480).jpg

なによりも!
驚愕すべきは、外蓋と内蓋の精密さ。

DSCF6038 (640x480).jpg

外蓋は、すーっと滑るように本体と合致。
この気持ち良さは画像や動画では伝えられません。
ワタクシが初めて手にした時のように
絶対に、うわーーーってなります。

木工に限らず“合わせもの”を作るのには
高い技術と経験が必要です。

この茶筒の蓋には、機械だけでは成し得ない
挽き物師のカンと技が凝縮されています。
日本の伝統的なこの技を、ぜひ暮らしの中で実感してほしいのです。

DSCF6039 (640x480).jpg

ちゃんと茶葉からお茶を淹れたくなる、そんな茶筒です。
海外からの評価が高いお茶の文化を
私たち日本人が疎かにするわけにはいきません。
しかも静岡県はお茶どころ。
今年はこの茶筒や丁寧に作られたモノ達と共に
美味しいお茶を暮らしに取り入れてみませんか?


★春のPEANUTS WEEKは2月23日〜28日に決定!★
 先駆けて、“斜めがけポケット”入荷しています。

【1月のお休み】 *日曜・祝日は17:00まで
 毎週金曜日
posted by Kayoko at 12:51| Comment(0) | モノ語り
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: