ご覧になった方は「なんだろ、これ?」と思われたでしょう。

この正体は・・・茶筒なんです!
つくり手は1908年(明治41年)創業の我戸幹男商店さん。
伝統ある山中漆器の高い技術を活かし
長く愛される漆器を作り続けています。
日本の伝統的な「和」の美意識をベースに
シンプルで普遍的な美しさと
高い精度による実用性を追求しながら
新しいチャレンジも怠りません。
そんなつくり手を紹介するのにふさわしい、
モダンな茶筒。

手にしっくりとなじみながら
存在感のあるモダンなフォルム。
ロクロで彫られた溝は「千筋」といって、開ける時に滑りにくく
デザイン的にも陰影がアクセントになっています。

なによりも!
驚愕すべきは、外蓋と内蓋の精密さ。

外蓋は、すーっと滑るように本体と合致。
この気持ち良さは画像や動画では伝えられません。
ワタクシが初めて手にした時のように
絶対に、うわーーーってなります。
木工に限らず“合わせもの”を作るのには
高い技術と経験が必要です。
この茶筒の蓋には、機械だけでは成し得ない
挽き物師のカンと技が凝縮されています。
日本の伝統的なこの技を、ぜひ暮らしの中で実感してほしいのです。

ちゃんと茶葉からお茶を淹れたくなる、そんな茶筒です。
海外からの評価が高いお茶の文化を
私たち日本人が疎かにするわけにはいきません。
しかも静岡県はお茶どころ。
今年はこの茶筒や丁寧に作られたモノ達と共に
美味しいお茶を暮らしに取り入れてみませんか?
★春のPEANUTS WEEKは2月23日〜28日に決定!★
先駆けて、“斜めがけポケット”入荷しています。
【1月のお休み】 *日曜・祝日は17:00まで
毎週金曜日