講師であり染織家の中村美喜子さんのご紹介を少し。

浜松で工房を構える中村さんは
綿織物に使う綿を自ら栽培し、綿を紡ぎ
反物や帯を織っているアグレッシブな染織家です。
得意とするのが「出雲織り」。
島根県安来市がルーツのこの織物は江戸時代に確立し
棉から紡いだ糸を藍染めしてから織りあげるもので
その模様は創造的・独創的な感覚で配列され
洗えば洗うほど独特の深みと美しさが増すことで有名です。

偶然にも浜松市内でこの出雲織りの着物と出会い
すっかり魅せられた中村さんは
すぐさま島根に向かい、弟子入りしてしまったという
実にあっぱれなお人柄。
「5月に種蒔きをし、夏の花を愛で、秋の実を採る。
少し前までは日本中のあちらこちらで
当たり前のように、家族の為の機を織っていたということを
感じ取ってほしい」
と中村さんは言います。
気が遠くなるほどの作業は、家族のために。
着るものがたやすく手に入る今だからこそ
“想い”は引き継がねばなりません。

綿から糸になる・・・
当たり前だけど、すっかり私たちの意識から無くなってしまった作業を
ワークショップで体験してください。
中村さんが織り上げた生地も、ご覧いただけます。
ワークショップ「糸を紡ぐ」Vol.1
■日 時 1月28日(日)
10:00〜 14:00〜 *各回MAX4名
■所要時間 約1時間半
■参加費 2,000円
※お申し込みはメールまたは店頭にてお申し込みください。
(お名前・ご住所・希望時間・当日のご連絡先 を明記ください)

★1月21日(日)の鍛金ワークショップは
9:30〜 あと1名
14:00〜 満席 となっています。
ラスト1名! お早めに〜。
【1月のお休み】営業日曜・祝日は17時まで
12日(金)
14日(日)
19日(金)
26日(金) ←くらしときめきアカデミー磐田での講座
27日(土)