2015年07月20日

中里洋平さんの漆

昨年、初めてお目見えした中里さん漆塗りのカップ。
ご紹介する前に売れてしまったのですが
やっと再入荷しました。

DSCF2221.JPG

どうです、この奥ゆかしい艶!
ご存知のように、漆塗りは時間がかかります。
今回の“ロック椀”もオーダーしてから半年以上。

堅牢で実用的な漆器にふさわしい材を選び
丁寧に削り、下地処理をし
下塗り 中塗り 上塗り を繰り返します。

中里さんは材を削ることまで自分でやっているのですが
機械ではなく、手で削っています。
だから、よく目にする漆器とは違って
少し厚めでぽってりした印象。

個人的に「漆器はキレイ過ぎるなぁ」と思っていたので
中里さんとの出会いは、それまでの印象を覆すものでした。
ずっと手に包み込んでいたくなるような、
木の温もりが感じられる漆器です。

“ロック椀”はその名の通り、お酒をロックで! だけでなく
蕎麦ちょことして使ったり
アイスやコーヒー、フルーツ用にと
いろんな使い方ができる漆器です。
どうぞ実際に手に包み込んでご覧くださいね。
posted by Kayoko at 13:07| Comment(0) | モノ語り
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