2015年07月09日

conoguさんの“シェーカーボックス”

木工好きならきっとご存知のシェーカーボックス
18世紀後半から19世紀を中心に
アメリカで活動していたシェーカー教徒によって創られていた木工品の代表作で
指状の接合部に「スワロウテイル」と呼ばれる
燕尾形の木を組み合わるのが特徴です。

シェーカー教徒は厳格な清教徒で、
「simplicity(シンプリシティ)〜全てにおいて簡素であること〜」
を理想として、
建物から家具・日用品に至るまで、装飾性を避け
機能性を追求した実用的なもののみを丁寧に創り出してきました。

そのフォルムの美しさと機能性を兼ね備えた高い完成度は
“シェーカーデザイン”として受け継がれています。

丁寧で温かみのある木工作品で多くのファンを持つconoguさんが
新作のひとつとして
このシェーカーボックスをつくってくれました。

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↑↑ここが「スワロウテイル」

丈夫で軽く、使い勝手の良いボックスで
入れ子にして保管できる機能性も魅力です。

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大切なジュエリー
とっておきのお菓子
裁縫道具
海辺で見つけたガラス
思い出のかけら……

何も入れなくても絵になるボックスですが
ぜひ、あなたの大事な宝箱にしてください。DSCF2228 (640x443).jpg

posted by Kayoko at 14:20| Comment(0) | モノ語り
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